この時期の当プライベートジムでも体調管理やダイエットはなかなかうまくいかなくなってきてる方が多くなってます。
暴飲暴食・睡眠不足などイレギュラーな予定で「なかなか生活リズムがとれない」「体が一日中だるい」「朝が辛い」など、思うように調子が整わないと感じることはありませんか?
仕事や家事、育児と、多忙な毎日を過ごされている方も多いでしょうが、疲労が積み重なれば、いつか大きな支障をきたす可能性が大です。
大事なお体を崩される前に、少しでも疲労をやわらげられるよう、今回は栄養の側面から、役に立つ情報をお届けします。
そもそもダイエットやボディメイクを邪魔する『疲れている』とはどんな状態なのでしょうか?
私たち人間の体は60兆個以上もの細胞から成り立っており、それらの細胞は、食べた物の栄養素をエネルギーに変えて活動しています。
このエネルギー生産が十分に行われなくなると、エネルギー代謝が低下してしまい、疲労を感じる(=疲れている状態になる)というわけです。
つまり、疲労を感じにくくするためには、エネルギー代謝を落とさないことがポイント!
そこで重要な役割を果たすのがビタミンB群!しっかり補給することでエネルギー代謝を高め、疲労感を解消することができるんです。
ビタミンB群は全部で8種類(※)。いずれもエネルギー代謝に働きかける疲労解消の素となるため、全部を上手に摂りたいところ。
とはいえ、8種ものビタミンBを毎日摂るのは非常に難しいですよね。
そこで、ビタミンB群の中でも、特に意識して摂ってほしい重要なビタミンBを3つご紹介します!
※ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの合計8種です。
① <ビタミンB1>
運動後の疲れ、乳酸などの疲労物質が溜まったときに摂りたいビタミンです。疲れからくる手足のしびれやむくみ、食欲不振、不安、集中力不足などの症状にも効果的です。
(豚肉、うなぎ、玄米等に多く含まれます)
② <ビタミンB2>
ストレスを強く感じたときに摂りたいビタミンです。ストレスからくる目の充血、肌荒れ、口内炎の症状を抑える働きもあります。生活習慣病の予防にも効果的です。
(レバー、納豆、卵等に多く含まれます)
③ <ビタミンB6>
倦怠感を感じたときに摂りたいビタミンです。疲労性の免疫力低下からくる皮膚炎、口内炎、じんましん、湿疹、アレルギー症状を抑えるほか、ストレスによるイライラや精神を落ち着かせる働きもあります。
(レバー、マグロ、カツオ等に多く含まれます)