こんにちは。今日はアンチエイジングの一つであるファスティング関してご提案させていただきたいと思います。ファスティングとはちょっとだけ断食をすることです。
たとえば夜18時に夕食を摂ったら翌日お昼まで何も食べない、週末だけ酵素ジュースで過ごしてみるなど、栄養を摂取しない時間を敢えて作ることです。これでお肌の調子が良くなったりイライラが納まりストレスフリーになるなど様々な効果があります
動物は本来、お腹が減らなければ食べません
酵素は人間の栄養を全身に巡らせ吸収したり、余分なものを体外に排泄するなど大切な役割を担っているのですが、その酵素が一番使われてしまうのは食物を消化するときです。食べ物の消化に酵素がまわってしまうと、全身の調子を整えるための代謝にまで酵素が回らなくなってしまいます。
野生の動物はお腹が減らなければ食物を摂取しません。今は酵素を身体の回復に使わなければならない時だと本能が訴え、身体に必要のない栄養素を摂るという本能がないからです。しかし、私達日本の現代人は飽食な時代の上、更に様々な情報のせいで頭でっかちになってしまっていて、身体にいいものを食べ過ぎてしまっている傾向にあります。
ビタミンCを毎日摂ればお肌に良いです。他にも、美白のためには○○がいいとか、女性には葉酸やイソフラボンが必要だから豆乳を飲んで植物性たんぱくを食べなければとか。さらに、赤身肉も美容にいい、お魚の不飽和脂肪酸も美容にいいと言うし…などなど様々なことを知りすぎてしまっています。
それらはとっても素晴らしいことです。ただ、それらの食べると良いといわれている食品や栄養素に関する溢れそうな知識は、逆に私達を沢山の栄養素を摂らなければならないものだと思い込ませています。
食べ過ぎは胃腸に負担がかかり、内蔵が常に汚れてしまっている状態になり、摂取はしているけど実は吸収されていないという状態を招きます。
空腹時の驚くべき健康効果5つ
空腹時には記憶力の向上、美容・健康面にも喜ばしい効果が得られます。
(1)成長ホルモンの分泌が活発になり、肌や内臓の傷みを修復する。
(2)長寿遺伝子の働きが活発になり、老化抑制・健康維持効果が期待できる。
(3)血糖値が下がってインスリンの出る量が減ると、記憶に必要な脳内のタンパク質が活性化し、記憶力が向上する。
(4)血液がキレイになる。食べ過ぎると胃腸に長時間血液が集中し、他の器官への血液供給量が低下。さまざまの病気を誘発する原因になる。
(5)白血球の働きが活発になり、免疫力が高まる。
中でも(2)は、有名ですよね。(3)は、仕事をしているときは嬉しい効果。確かに、ランチを食べ損ねたときは何だか頭が働く気がしますよね。
最初はツライ空腹も、しばらくすると次第に慣れてくるもの。いつまでも若々しい肌と健康な身体を維持するためにも、これまでの食習慣を見直し、普段よりちょっとだけ空腹を感じる時間を作ってみては?