前回から少し期間が空いてしまいましたが…
今回は「脂質の種類(オメガ3脂肪酸)と摂取方法」についてお伝えします。
今までのまとめ
トレーニングに最適な食材パート1・2では
蛋白質と脂質の主な働きやその種類。
また筋力UPするには蛋白質だけでなく
疲労回復をプラスする為に脂質(オメガ3脂肪酸)
が含まれる食材を積極的に取ることが重要であり
その食材は「魚」が良いですよ~ということをお伝えしました。
特にオメガ3脂肪酸は食事かサプリでないと補うことが出来ない
という部分もポイントです:)
今回パート3(ラスト)ではそのオメガ3脂肪酸を
効率よく摂取するための摂取方法についてお伝えします!
効率の良い摂取方法
蛋白質を含みながらも栄養素が豊富なのは旬の魚です。
今であれば「サンマ」や「サバ」だったり。
脂がのって美味しい時期ですよね!!
そんな「旬」の食材にはやはり必要な栄養素が沢山含まれており、
オメガ3脂肪酸であるEPAやDHAが豊富です。
EPAは摂取することで赤血球が柔らかくなる為
体の末梢まで血液が運ばれやすくなり心臓に負担をかけずに酸素が運ばれます:)
また血中コレステロールを抑えて血液の流れを良くしたり
動脈硬化や血栓、高血圧を予防する効果も。
DHAについては脳の細胞を活性化させる効果があるとも言われています。
この様に魚には「蛋白質」が豊富なだけでなくトレーニングするにあたって
疲れを残さないよう疲労回復を助けてくれたり
身体の負担を減らしてくれる効果があります。
ただ、毎日毎日焼き魚や煮魚を作るのは大変ですよね…。
また冷めてしまった焼き魚はおすすめしません。
栄養面からみるとマイナスだからです。
なので1番手軽で尚且つ栄養素が豊富な食べ方は「缶詰」です!
缶詰は新鮮な魚を缶に詰めて空気を抜いている為
酸化されない状態でEPAやDHAや蛋白質が手軽に取れます。
ただツナ缶においては、魚の脂ではなく植物油が加えられているので油を切るようにして下さい〇
また一般的に缶詰は塩分の多い傾向があるので気になる人は量を抑えるように〇
ネットで「魚の缶詰 レシピ」と検索してもらうと
様々なレシピが豊富にのっているので是非参考にしてみて下さい★
今まで魚の魅力について沢山話してきましたが決して
肉類で蛋白質や脂質等を摂取しないほうが良いという訳ではありません。
種類や部位で異なるので肉類で摂取した方がいい場合も勿論あります:)
例えば肉類でタンパク質を摂取したいけど消化が気になる時。
肉に含まれる脂質によっては消化に時間がややかかるので、消化が気になる場合であれば
代謝UP効果やビタミンB1が豊富に含まれて尚且つ消化時間が早い食材
となれば、脂身の少ない「豚ヒレ」を活用しましょう♪
というように「魚と肉」に優劣はありません!
私たち人間は口にしたもので出来ているので
脂はダメ!鶏胸肉がヘルシーだからこれしか食べない!
というようにカロリーばかり気にするのではなく
「部位や種類によってどんな栄養素が豊富で
どの調理方法がベストなのか」を知っておくことも大切です。
あれ、案外体に良いんだ…
みたいなことよくあります(笑)
ここまで3パートに分けてお伝えしましたが「脂質」についてのマイナスイメージは少しでも払拭できたでしょうか?笑
蛋白質摂取=肉類がベストというイメージが少し変えることができていればすごく嬉しいです。
もし何か疑問や質問などあればお気軽にお問い合わせ下さい♪